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AIが働く社会の前に、AIと働く社会を目指して欲しい

負の影響も直視し議論を深めよ 日経新聞社説 1月8日

考えるきっかけになったのが、この日経新聞の記事。 この記事をみて、人工知能について過度の期待が生じ、その期待に応えられないことで技術自体が否定されてしまうような状況にならなければ良いな、と思いました。

人工知能に関する技術は現在も過渡期にあります。特に、人間の代わりに人工知能「が」働くような汎用型の技術は、まだまだ発展途上です。そうであるにも関わらず、企業によってはさも人間の代わりに働いてくれるようなニュアンスで宣伝します。企業活動である以上はある程度は仕方が無いことです。

しかし、今後数年でまず広まっていく人工知能サービスの殆どは、特定の状況に特化したり、人間の助けになるようなサービスです。記事中に出てきた新卒採用にAIを利用する試みについても、(人間が目視確認するコストがどのくらいか記載が無いものの)必要な時間を75%減らすことができたとのことです。

まずはこのように、人間がすべておこなっていた作業の一部の、AIが得意とする部分をAIが担うようになり、徐々に技術が発展していく形が理想です。車の自動運転なんかも、現在は自動運転と言いつつも殆どがドライバーのアシストに留まっていますが、事故率の低減や疲労の提言に寄与しています。

このようなアシストとしての人工知能の使い方が、今後様々な事務手続きや日常生活にも広まって欲しい。

現在を見て全て判断されてしまい、折角のブームが下火になることが無ければ良いなと思います。

人工知能の判断は公平か、という点について

AIの性能を高めるにはビッグデータを読み込ませる必要があるが、このデータに偏りがあると、「物差し」がゆがむことも明らかになっている。先進技術は差別や、社会的な格差の固定を生むおそれもある。

上記の社説の中に、このような記載があります。

こちらについては、(少なくとも現状は)人間がデータを選別している以上は仕方が無いのでは無いかと思います。その上で、人工知能を使う方がより大量のデータを選別できるようになるので、人力よりも公平では無いでしょうか。

例えば、これまで早慶以上という足きりをしていた会社が、人工知能を使って学歴に関わらずエントリーシートの選別をするようになれば、それは、以前より公平になったと言えるのでは無いかと思います。

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